2012年11月13日火曜日

借金で死ぬべきではない。

借金で死ぬべきではない。

Last updated 2010.03.16 18:06:46
from
http://plaza.rakuten.co.jp/utuboiwa/diary/201003160000/


刑事における被告人が,

元々,借金を抱えていることは,よくあります。



犯罪の動機・原因が,借金ということも,よくあります。



犯罪の原因が除去されていれば,執行猶予に傾きますし,逆に,除去されていなければ,刑務所でもいいんでは?と思われてしまいます。



借金の原因は,多様ですが,

よくあるのが,パチンコ,サラ金,ヤミ金です。

ヤミ金は犯罪ですので,本来支払う必要はありません。

パチンコは禁止してしまえば、私の個人的経験だけですが、間違いなく犯罪は減ります。

どちらにせよ,借金は借金ですから,原因を除去することが必要となります。


ヤミ金,サラ金が絡めば,喧嘩に慣れている弁護士の専門領域といってよいでしょう。

過払金が見込めなくても,弁護士による任意整理,破産が可能です。

必ず立ち直れます。


よく弁護士の間でいう最強抗弁の一つに,

  無資力の抗弁

というものがあります(正式な法律的なものではない・・・・)。


払えない,
理由は,金がないから。

だから,これしか払えないから,これで任意整理せよ!
  
だから,破産する,

勿論,破産手続中に不当行為をすれば,うってでる!

と本人で言いにくいことをいうことも,弁護士の役割です。


刑事で借金が問題となる場合,
収入のない主婦の被告人
も多いです。

夫に内緒で借金をしたり,パチンコで大きく債務を増やしたり,その結果,犯罪に転落するという,ある一つのパターンがあります。


サラ金(大手)は,今年(平成22年、H24113追記)の6月から,収入のない主婦に対して貸付けができなくなります。

サラ金は、収入のない主婦に対して,夫の稼ぎをあてにして,または,夫に言えないという弱みを握ることができなくなります。


何よりも,サラ金→パチンコ
という流れを絶つ一つの手段となるはずです。


多重債務者の実情を知ったり,刑事事件をやっていると,
   
サラ金を締め付ければヤミ金に走るとか,

パチンコは,娯楽だ!
   
主婦に貸し付けしないのは,人権侵害だ!

というのが,単なる戯言に聞こえます。


儲けたのはヤミ金やパチンコ屋やサラ金だけで,刑務所に入るということが,
事実としてあります。


戯言は,綺麗なだけに通りやすいので,注意が必要です。

借金で人は簡単に死にます。

でも,借金で死ぬ必要は全くありません。

サラ金,ヤミ金,パチンコ屋を儲けさせて,自分は刑務所なほど損なことはありません。


弁護士は普通は制度は変えることはできませんので,今ある制度の中で精一杯,原因除去をすることになります。


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H22.6.21現在のコメント

弁護士は,基本は,超現実主義でなければできない仕事です。

道徳的に借金を返さないのは,いけないことかもしれません。

しかし,迫った現実を解決するために人に迷惑をかける必要があります。

敢えて道徳を犯さなければならないときもあります。

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H241113追記
今でも、考えは同じです。

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