2012年9月11日火曜日

法律問題の9割は弁護士を使わないで済む(5)大きな武器「調停」

法律問題の9割は弁護士を使わないで済む(5)大きな武器「調停」

法律問題を、自分で解決しようとするとき、時々相談にもありますが、

少額訴訟をしようとおもいます!

というのがあります。

これに似ているのが、

支払督促をしようとおもいます!

というものです。

しかし、
少額訴訟は、基本的には、本当の裁判と同じです。
支払督促は、簡易に債務名義(強制執行ができる書面と考えればよいです)が取れますが、相手方から異議が出れば、通常訴訟へ移行します。

この少額訴訟なり支払督促なりは、手続自体は簡単ともいえますが、通常訴訟移行の可能性が、どちらもあり、裁判と同じと理解した方がよろしかろうとおもいます。


通常、こういうときのアドバイスは、「調停」です。

「調停」は、相手方住所地の簡易裁判所に申立てをします。

申立て自体は、裁判のような厳格な方式はなく、弁護士を使わないで済む一つの大きな武器となります。

問題点としては、
調停ですので、どうしても話し合いになります。
話し合いがつかなければ、裁判をしなければなりません。

実は、弁護士も「調停」をすることもあります。裁判所での紛争に向かない事件や、証拠が乏しい事件では、「調停」しか方法がないこともあります。

証拠が十分にあって、特に差し障りがなければ、どちらを選択するかは、弁護士ならば、通常「裁判」を選択することが多いでしょうか。得意の場で闘うのが、戦争の常套例でもあります。

もう一つ、調停の不利益な点に、管轄があります。調停の管轄は、通常、相手方の住所地を管轄する裁判所になります。相手方が遠方だと、それだけで負担となりますね。

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