2012年10月19日金曜日

法律問題の9割は弁護士を使わないで済む(14)しかし、弁護士以外でやるのは絶対止めるべき「ヤクザがらみ」

法律問題の9割は弁護士を使わないで済む(14)しかし、弁護士以外でやるのは絶対止めるべき「ヤクザがらみ」

弁護士を使わずに、自分でやる、または、弁護士以外(司法書士、行政書士も含む)には止めるべき事例としては、「ヤクザがらみ」があります。これは、一応法的な言葉でいえば、「反社会的勢力」への対応で、本職、正式構成員を超える広い意味での反社会的勢力を意味します。


これらへの対応は、自分でやっては絶対にいけません。本人が弁護士であっても他の弁護士に頼む事案、自分の盾になるために弁護士を雇うように弁護士に依頼するのが不可欠な事案といえます。

なにごとでもそうですが、自分に非があると(本心では)認めている場合、本質的なことで争うのを避けるのが常套手段です。その場での些細な言動、過去の言動をあげつらい、自分の利益の方向へつなげます。

毅然とした内容証明、告訴・告発も辞さない超強硬手段が必要な場合が多いといえます。

アメとムチを使うことも多く、弁護士に受任を頼むといっただけで一見態度を和らげることもあります。即座に弁護士に依頼をし、二度と本人は会わない、弁護士のみを対応の窓口とする
という一見「人でなし」の対応が必要となります(この、その対応は人格的にどうか?とか、人としてどうか?という言い方をするのも常套手段です)。気にせず、弁護士に対応は全て任せることが最善です。

カネを取るというのは、かなり難しいですが、払わないで済むようにするというのは、最終的には裁判所でとガードを固めることで、かなりの成果が得られる見込みがあります。不当な執拗な要求については、こちらから債務不存在確認請求訴訟を提起することもあります。



………………………………………………………………………………
H241019追記


「ヤミ金事案」も、同様でしょうか。ヤミ金とは、一般には出資法違反をする刑事罰を伴う犯罪行為です。そのため、依頼者に弁護士がついても接触してこようとするなどがあります。先の事案でもそうですが、弁護士と依頼者とが一体となって、連絡を密にして「アメ」の入る隙間をなくす努力が弁護士側にも必要となります。

ヤミ金事案は、一切支払わない、という対応がまず、第一です。そして、回収は、以前はかなり困難でしたが(口座特定、仮差押え、本訴提起等)、振込詐欺等救済法による、口座凍結・回収という簡易の手段が整ってきています。
これは、弁護士会が統一した書式で弁護士による請求で銀行が凍結を認める手続です。そういう意味では、弁護士専任事案といえます。


………………………………………………………………………………