2016年11月21日月曜日

Fact(事実)を伝える内容証明に代わるべき電子メール



H281121記載

内容証明て、実は大した効果は、それ自体はあまりありません。それに代わる効果をもつ意外なツールが電子メールです。少し視点を変えた形で書いてみました。



1 内容証明の効果と効果低減の時代

1.1 内容証明の効果

内容証明の効果には大きく分けて、次の2点が重要です。

  • 内容どおりのものを確かに送付したことの立証 
  • 弁護士による送付という効果

2点目のものは、弁護士によるものであるということで、法律的に整理された主張を相手方に伝え、最終的には訴訟も辞さないことを伝えるという効果です。

より重要なのは、1点目のものです。いついつの時期に、これこれの内容の文書を送付したと証明することができます。本来の内容証明の効果です。


1.2 内容証明の効果低減の時代

1点目の効果は、実は、今の時代は、それに代わるものがあります。

電子メール

です。

電子メールが普及することにより、fact(「事実」)を、相手方に正確に伝えることができます。しかも、内容証明では、できない資料の添付も可能なツールです。

2 fact(「事実」)を伝える電子メール

2.1 fact(「事実」)と主張の区別

まず、重要なのは、fact(「事実」)と主張とを明確に区別して記載することです。

実は、とても難しいことですが、訓練が必要となります。

2.2 短かく

だらだらと書かれても、通じにくい。淡々と短かく書きます。

2.3 必要十分な資料の添付

資料は、多ければいいというものではありません。最も重要なものを添付します。

2.4 不足ならば、今一度

内容証明は、一回ごとに手数料がかかりますので、なるだけ一回で決する必要がありますが、電子メールでは、そうではありません。

最初は、手の内を明さないためにも、若干不足気味でというのも作戦の一つです。


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