2010年6月22日火曜日

上手い法律相談の仕方

上手い法律相談の仕方
[ 弁護士の上手な利用の仕方 ]

Last updated 2010.03.18 20:58:55
http://plaza.rakuten.co.jp/utuboiwa/diary/201003180000/



上手い法律相談の仕方を知っていれば,

例え1時間でも,十分なところまで迫れます。

そこで,上手い法律相談の仕方を書いてみます。


1 基礎的資料の準備

貸金が問題になっているにも関わらず,

借用書あるけど今もっていない…

ということは多いです。

法的紛争で最も重要なのは,書面です。



なければ,

貴方の言っていることが前提であれば,

という抽象的な答えしかできません。



忘れずに,持参しましょう。



基礎的資料とは,例えば,

1 貸し金返還ならば,「借用書」

2 手形ならば,「手形」自体

3 破産等の多重債務関係ならば「債権者数,額,名前等のメモ」,請求書・領収書等の債権者からの資料

4 交通事故ならば,「交通事故証明書」

5 特許侵害ならば,「侵害品自体」,「カタログ,パンフレット」等,「特許公報」

6 不動産絡みならば,「不動産登記簿」(現在事項全部証明書),「権利書」等

7 家族関係ならば,「戸籍謄本」等

8 裁判を起こされたならば,「訴状」等の裁判資料



関係がありそうならば,全部持ってくればよいと思います。

(ないよりマシです。)



そのときは,原本を持参しましょう(判子が赤いの)。



2 自分なりの紛争を整理したメモ

法律相談は,時間との戦いです。1時間以内に,前提となる事実を弁護士に理解させて,何が問題なのか,何を要求したいのかを,明確にする必要があります。



そのために,自分なりに, 紛争の事実関係等を整理しておくと,前提問題から,聞かずに本題に入りやすいと思います。



また,自分で相談すべきことが書いている内に明確になることもありますので,おすすめです。



特に,相続関係等の事件で,沢山の人が出てくる場合は,

「相続人関係図」や「人間関係図」のメモ

があると話しが早くなります。





3 不利なことも含めて全て話しましょう。

弁護士には,勿論守秘義務があります。

遠慮無く,不利なことも含めて話しましょう。

実は,不利ではなく,有利なこともあります。


4 何がしたいか,明確にしましょう。

例えば,離婚の際でも,とにかく,離婚したいのか,離婚は待ってもよいが,とにかく多くを取りたいのかで,対応や答えは違います。

何がしたいのかを明確にしておきましょう。



5 弁護士費用(着手金,報酬,費用)を聞きましょう。

通常は,法律相談で,メニュー提示までいくのが普通です。

ある一定の手続をすれば,幾らになるかは,気になるところなので,聞きましょう。



6 弁護士を見極めましょう。

実は,法律相談1時間では,なかなか突っ込んだ所までいけません。複雑であれば,継続して事情聴取や足りない証拠をみないと判断できないこともあります。

私は,この法律相談で,お客様において,最も重要なのは,弁護士を見極めることと思います。

いくら頭の回転が速そうでも,自分には合わないというものもあります。

話しにくいというのも,かなり,その人のキャラとお客様側のキャラが影響します。

好き嫌いでもいいと思います。


弁護士を選ぶとき,最も重要なのは,ある事件を解決するのに,一緒にやっていけるか

という点です。


相性の問題がかなり影響する問題と思います。



理屈ではなく,好き嫌いで話しにくいとか,とっつきにくいとかであれば,止めた方がいいと思います。


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H22.6.22現在のコメント

偉そうに書いていますが私も失敗はもちろんあります。

依頼者と最後まで良好な関係を続けるのは,難しいことです。

かなりショックも大きいですし。

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