2010年6月24日木曜日

知らなかった,何もしなかったでは済まされない・・・訴状が届いたとき

知らなかった,何もしなかったでは済まされない・・・訴状が届いたとき
[訴訟戦略]


Last updated 2010.05.04 23:29:09
http://plaza.rakuten.co.jp/utuboiwa/diary/201005040000/


裁判を起こされると,裁判所から,

訴状

が,被告の下へ届きます。




訴状は,普通は,

特別送達

といって,ハンコが必要な特別な郵便で送られます。



不在であれば,原告の下へ戻ってきます。



訴状を受け取るのを拒否すればよい

は,間違いです。


受け取り拒否でも,

いるけど,不在となれば「付郵便送達」

もういないので,不在となれば「公示送達」

という形で,訴状が届いたということになります。


付郵便送達の場合は,届かなくても,郵便を発送したときに,送達とされ,

 
公示送達は,裁判所に掲示され,送達されたとされます。



送達があれば,第1回期日が決められます。

この日この時間に,裁判があるので,出頭するか,答弁書を出しなさい

という通知がされるのが普通です。



こんな裁判をされる覚えはない!

ことで,無視する

のも,間違いです。



裁判所は,原告から訴状が提出されたとき,印紙が貼ってあるとか,委任状が正当か等の形式的な審査はしますが,

内容について審査して被告に送達する訳ではありません。



どのようなムチャクチャな請求でも,訴状は,被告とされた者に送達されます。



ムチャクチャだから,裁判所も分かってくれるということは,ありません。

第1回期日に出頭をすることなく,

答弁書

も提出しなければ,



原告の請求が,正当!

と認められ,判決がされます。



判決で,差し押さえ等が可能となります。



訴状が届いたとき,

無視して何もしない

ことは,最もしてはいけないことです。



この場合,訴状を受け取って

(付郵便等の場合は,裁判所から訴状を受け取れます),

弁護士に相談するのが,最善です。




勿論,弁護士をつける必要もない場合もあります。

答弁書だけ出せばよいという場合もあります。



このような判断は,正に,法律問題という専門領域と言うことになります。



知らなかった,何もしなかったでは,済まされない

典型的な場合です。

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H22.6.24現在のコメント

民事では,
訴えた者を,原告
訴えられた者を,被告といいます。

結構
受け取らないで満足したり(付郵便される),
受け取って知らないからと,中身も見ずに放置したりする人

がいます。

絶対にしてはいけません。

判決が確定すれば覆すのは極めて困難となります。
このときに弁護士に相談しても,取るべき道は限られます。


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