2010年6月28日月曜日

真実ならば,詳細に話せるはずだ…といわれる

真実ならば,詳細に話せるはずだ
[弁護士の仕事:証拠]


Last updated 2010.06.03 16:18:04
http://plaza.rakuten.co.jp/utuboiwa/diary/201006020002/改訂(H22.6.28改訂)



疑いがかけられたとき、警察や検察官が描くストーリーと自分が体験した事実とが違うとき否認をする必要があります。


自分が体験した事実,ストーリーが犯罪でない場合,思い出すのは,大変です。


犯罪は,どんな人でも非日常的なことですから,インパクトがあるのが普通です。


しかし,疑いがかけられたときには,日常的な記憶を掘り起こす必要があります。単に忘れたとか,思い出せないでは,駄目です。


肝心なところを思い出せないとか、大雑把 にしか話せないというのは,

真実を話せない,

嘘を言っているから話せないからである

と取られがちです。




朝寝る前に携帯をどこにおいたか,

寝る前に,どのような会話をしたか

歯を磨いた

何のテレビをみた,

など

などの日常的な記憶を掘り起こすことになります。


ここでも接見は重要です。

弁護士と話していることで,記憶がよみがえることが多くあります。



刑事に関わらず,

細部を細かく言えるほど,真実と取られます。



人間の想像力は,それほどではありません。

事実を作ることは難しく,無理に作った事実は詳細にいえない
真実なら,どんなに細いことを聞いても矛盾もしないし,答えも詰まらないはずだ

という考えが根底にあります。


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H22.6.28 現在のコメント
一旦疑いがかけられると,

信じてくれないという泣き言や,
信じてくれるはずという希望的観測

は,ほとんど通じません。

殊に,
捜査官側のストーリーと外れることをいうことは,全て嘘をついている

と言われがちです。


取り調べは,アメとムチです。

ストーリーに添えば取り調べは甘く,
沿わなければ,厳しくなります。

決して,捜査官は,被疑者の味方ではありません。


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