2010年6月18日金曜日

平時の決断力と戦時の決断力

平時の決断力と戦時の決断力
[弁護士の仕事]

Last updated 2010.01.21 19:09:09
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弁護士は,

民事では,当事者のどちらかに,刑事では,被疑者・被告人の側に立つ。

どちらも幸福になるようにということが現実的にはできない状況が多い。



こちらに立てば,あちらが立たず。

こちらが幸せになれば,あちらは不幸せという極限的状況が多い。
民事でも,立場が異なれば,檄フェミニスト的主張をするし,逆に時代錯誤と言われそうな保守的主張をすることもある。



政治家も,身近なところでいえば,マンション管理組合の理事会もそうであろうが,どうしても,意見が全員一致するわけがないものについて,どちらかの立場で,多数意見で強行する決断をする必要があることがある。



これには,反対側から恨まれることを覚悟する必要がある。



よく,決断力のあるなしがいうが,

ショートケーキがいいか,チョコレートケーキがいいかという

決断については,どちらに決断したからといって,他の一方から恨まれる必要がない。

このような平時の決断力は,なくてもいいかもしれない。

私も,ない。





どちらか決めなければならない場面,

しかも,どちらかに決めた途端相手方から恨まれることがある場面,

どちらにもいい顔ができない場面での決断ができるかは,重要と思う。




戦時の決断力が必要なポジションに,それが備わっていない人が就くと,

不幸である。


犯罪者の言い分ばかり酌む,警察や検察じゃ駄目ということである。

みんなに,いい顔する政治家は駄目である。

戦争をするときは,敵か味方にどちらにもつかない中立国は,どちらをも上回る程度の力がなければ,やっていけないのも同じかもしれない。

平時の決断力がなくても戦時の決断力がある人もいる。

逆に,平時の決断力はあるが,てんで戦時の決断力がない人もある。





不幸なことに,

戦時の決断力が発揮される場面は少ない。



更に不幸なことに,

平時の決断力のなさで,決断力がないと言われる

可能性が高い。



面白くないので,平時の決断力も高めようと思う。

Last updated 2010.01.21 19:09:09