2010年6月18日金曜日

準備書面の攻防・・・やはり書くのが仕事

準備書面の攻防・・・やはり書くのが仕事
[ 弁護士の仕事:書面 ]

Last updated 2010.02.12 20:36:30
http://plaza.rakuten.co.jp/utuboiwa/diary/201002120000/


弁護士の仕事の基本は,やはり,

書くことである。



最終準備書面提出期限というものがある。



尋問が終わり,最後の期日が決まり,

その1週間前位に定められる。

一斉にという形で,最終準備書面を出し合うのである。



最終準備書面は,尋問の結果を踏まえたもので,

骨子としては,

今までの主張のまとめ と

尋問結果を踏まえた,人証の信用性吟味を加えた

書面となる。

あの証言は信用できる,信用ならんと,他の証拠との関係を述べるのである。



最近の尋問は,録音反訳が多いので,自分の質問も大阪弁が多用されており,本当にこんなふうに,しゃべってる?

というのもあるのだが,ま,いいとしよう。





最終準備書面は,大体提出期限までに,双方が出してくる。

さて,自分の最終準備書面を出した,

相手の最終準備書面をみると,反論したい部分がある場合,どうするか?



書くのである。





通常の期日の準備書面ならば,次回反論します

といえば済む場合もある。



しかし,最終準備書面提出後の期日は,裁判所も,審理を終結する気満々な場合が多いから,反論したいと言っても,

じゃ,審理は終結するので,出したいならば出して下さい。

と言われることも多い。





法的主張等評価に伴う書面ならば,そもそも主張自体はなくてもよいから,

事実主張が反映されないと,それで負ける虞もある。



そのために,期日直前であろうが,

書いておいた方がよい。



反論を残したままにするのも気持ち悪い

ということもある。



何をどこまで書くかというのも戦略の一つであるが,

私の場合は,訴状提出後,最初に書く,

準備書面1

が最も長く丁寧にねちっこいと思う。



最初に,広範囲に厚く絨毯爆撃をしかけて,

体勢が整わない内に(それを反論しているすきに),

個別の論点について書いたダイジェスト版みたいなもの(10頁程度か),

を,矢継ぎ早にし,

最終準備書面では,ダイジェスト版を更にスマートにしてまとめ書く

方法が,スタイルといえばスタイルである。



書き負けたくはない。

Last updated 2010.02.12 20:36:30