2010年6月17日木曜日

ePubとPDFの使い分け

ePubとPDFの使い分け
[ ITと弁護士業 ]


阪急コミュニケーションズ
http://e-days.cc/campaign/epub.html
が,
iBooks対応の途中まで無料の電子書籍を出しました。

特殊のファイル形式(ePub)なので,
goodreaderやi文庫HDでは,見られません。

それなので,iBooks入れました。
iTune上は,bookという項目があり,
特別扱いされています。


上記のものは,元々売れた本を
というところに意味があるのですが,
まだ,ePubだ!電子書籍だ!
みたいで注目な印象です。

PDF形式で自分のサイトにアップするのは普通ですが,
まだ,今は,
ePub形式でアップして
iPadでも読めますみたいな説明をおいておけば注目を浴びると思いました。



上記アップされた「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学 集中講義」p57,58にアメリカの出版事情のことが書いてあります。

「2004年にアメリカで出版された書籍は約120万点にのぼります。このうち5000部以上売れたのは、わずか25000点、率にして2パーセントに過ぎません。1点あたりの販売部数は平均500部を下回っています。だからといって、どれが大ヒットするかを予想するのはほぼ不可能です。その結果、出版社は、ベストセラーになるのはごく稀だと知っていながら、ヒットを狙ってつぎつぎと本を出し続けるのです。」


この記載は,学術文献の定価が高くなる原因の一つです。
大ヒットを出すことで,利益にならない出版物のリスクを引き受け支えている事情が書いてあります。
これは,逆に電子書籍のメリットが書かれているとも読めます。


また,アップルの人の「すばらしい」スピーチも書いてあり(同p81),

なぜ,この本をePubで出したか?

という一つの理由がみえます。


ちなみに,

ePubですから,とてもコピペが楽です。
また,PDFよりファイルが大きくなりません。

引用が楽な反面,改竄が容易,見た目がそのままでてくるものではない。
とでもいえましょうか。


判例とか文献のように,準備書面等で,引用が必要な場合は,
ePubで,
証拠化するときには,
PDF
という使い分けをすると(しばらくは)便利と思いました。