2010年7月21日水曜日

文字でのケンカ:文書の渦と,文字化の量

文字でのケンカ:文書の渦と,文字化の量


大企業とそうでもない会社との紛争で,最も感じる差は,

文書の渦と文字化の量

です。


例えば,
特許争訟で既存技術との関係が問題になりそうであれば,
公知文献や基礎的な文献等の蓄積に通常は余念がありません。

例えば,発明者性が問題になりそうであれば,
当然,議事録の作成・FAXやメールの徹底的な保存をします。


議事録に不備があれば,機会的に見直して,
徹底的に文書化・文字化を図ろうとします。


裁判では,原本が重要となりますので,原本管理も余念がありません。

裁判になって始めて公知文献を探したり,
弱いところを検討したり
では,勝つものも勝たないということがよく分かっているからです。

相手方との議事録なんて,紛争になってからでは取り付けられません。


ちなみに,
先程,大企業と書きはしましたが,会社の規模そのものとは必ずしも一致しません。


弁護士の世界では
過払金ブーム(乗り遅れたが)の次は,
残業代ブーム
と言われています。

残業代も,守るには
文書化・文字化が不可欠です。

また,今流行りのコンプライアンスも,
弁護士の意見書を利用するなどは,まさしく文書化・文字化の一端です。




文字でのケンカでは,武器が必要です。

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