2010年8月2日月曜日

知財高裁の動向(個人の一感想)

知財高裁の動向というと,おこがましいかもしれませんが,

一つの傾向が見えてきます。

それは,

明細書等文献の客観的解釈の重視

です。


客観的とは

前にも書いています。⇩

字面から読み取る力・・・事実と評価の違い

が,簡単にいえば,国語力です。


字面から読み取ることができるかという観点から判断していくので,

判断は,より客観化されていきます。


偶然の記載,その当時そんなに意識されなかった記載も,
字面だけで判断されていくということです。


知財事件では,尋問が少ないというのも,そのためでしょう。


一般事件でも書面重視の傾向はありますが,
やはり,肝は尋問です。
尋問の結果で,書面とは,かなり違う事実が認定されるのも,かなりよくあります。


知財事件では,審理の促進・計画化が,より徹底されます。

不十分に訴えに及ぶと返り討ちにあいます。


審理の促進で最も削られるのは,
尋問です。


より審理の促進が迫られるのは,時代の要請ともいえます。

一般事件にも,審理・判断の客観化が押し寄せることは間違いがないようです。


そしてクドイようですが,
審理・判断の客観化は,
よりLegal Documentation(LD)が要請されるということになります。




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