2010年9月17日金曜日

自炊と著作権…あえて評論家ではなく

忘れておりました。

論説~自炊の後始末:電子書籍化と著作権~

について,事務所HPにUPされました。

ホットな話題と思います。


最近,
自炊代行業者について,

各著作権者の許諾を得るべき

ということが言われます。

ですが,このような原則論だけをいっているだけでは,

あまり意味がないと考えます。


確定した裁判例があるのであれば別ですが,

完全に黒か
完全に白か
それとも,85%ぐらいで黒か
くらいはいえないと,いけないと思います。


原則論で,しかも安全論をいえば,

許諾を得る

というのは当たり前です。

では,許諾を得ないでやる場合は,すべて廃業しなければならないのか?

ということになります。





この問題は,

無責任な言い方かもしれませんが,

弁護士としては,どちらにも付くことができると思います。

少なくとも,裁判にして,はっきり白黒をつける意味がある例と思います。



弁護士は,立場の違いで言っていることは違えます。

当たり前ですが,その立場になって,廃業することはできないとした場合には,
その回避方法を考えないといけません。

単に,評論家的に,最も安全策を述べるだけでは,なんとも物足りない印象をうけます。


そこで,この論説では,あえて,
自炊代行業者の立場で,
それをできるだけ擁護する立場で,書いています。

当然,自分の意見が完全に正しいとはいえないし,
結構無理な言い方もしています。


参考にしていただければ,それで結構かと思っています。
この問題については,
もう少し理論面を深めて考えたいと思っています。


まだ,しばらく勉強が必要です。


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