2010年10月1日金曜日

知財高裁第2部「塩月秀平コート」の分析(といっても大したものではないが)

大分,出てきました。

特徴をズラッと挙げてみたいと思います。


・結構冷たい・・・

分量としては,短めのものが多いです(就任直後ですのでまだ分かりませんが)。

かなり短く判決を書き上げます。
4頁というものもありますね。
逆にいえば,簡潔ともいえます。



・理由付けの中で一言規範は多い。

ただ,単に切り捨てるという姿勢ではありません。

(法律的には)当然なこともきちんと理由付けで述べる姿勢です。

No.6・No.51は,

典型的に,そういえると思います
HP目次)。

このような当然なことでも述べていただくのは,極めてありがたいと思います。
意外と判例がなかったりしますから。



・張り付けはお嫌いなようです。

今のところ,あまりないようです。


・判例の引用は,あまりされないようです。

前にも書きましたが,最高裁判例でも引用の明示をされません
(逆に極めて積極的な姿勢が,知財高裁第3部「飯村敏明コート」です)。

独自規範は抑制的と考えますので
(そのような人はあまりいません。少なくとも規範的には,大合議判決は別として,知財高裁は,極めて抑制的・冷静と考えます),

元判決を探る必要が出てくるかもしれません。

・もう一つありました。

進歩性

という言葉を使われます。

知財高裁は,使わない派・容易想到性派が多いといえます。

No.52(No.6中)は,本文で「進歩性」と出てきましたので表題にも採用しました
(前のがそうなっているとは限りません)。

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H22.10.01現在のコメント

ちなみに,私は,

長文派・引用積極派・最近は裏切って容易想到性派

です。

一緒にしたら怒られそうですので,
分類と思っていただければいいかとおもいます
(え?何に役に立つ?というのは,自分でも思う)。

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