2010年10月2日土曜日

次は,リサイクルカートリッジ事件!

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「最高裁,知財高裁大合議裁判例情報」(公式サイト
No.3として,

最一小平成19年11月8日判決
(平成18年(受)第826号特許権侵害差止請求事件・民集第61巻8号2989頁)
知財高裁大合議平成18年1月31月判決
(平成17年(ネ)第100212号特許権侵害差止請求控訴事件)

を,取り上げ,現在作業中です。

面白い,ちょうど良いので(?),

2010.10.10 10:10に配信予定です。


この事件,最高裁判決には(のみです),私も補助参加人代理人として出席しています。


・最高裁は,座る席も決まっています。

最高裁は,

弁論が開かれる場合しか出頭はなく,

負けるときは,

ピラッと一枚
上告棄却,受理申立て取り上げない!

と,いきなり来るだけです。


最高裁の弁論は,事前に誰が来るか聞かれ,代理人の座る席も予め決めます。

控え室で,かなり待たされ,

弁論は一瞬でした。

ちょっとは期待していったのですが,
結論が変わらなかったのは残念な判決でした。


後,私に関係するのでは,

2件最高裁にかかっています。
(1件は,ある意味,かなり有名事件です…)

2年以上経っていますが,どうなっているんでしょうか…という気持ちで待っています。

(ちなみに,もう1件,上告受理申立て予定)




・基準の変更

そもそも,補助参加人の主張そのものについては判断されていませんので,
役に立ったのか立っていないのかもわかりませんが,

補助参加人としての参加の最大の動機付けとなった
規範の変更には成功しています。
(規範変えたんだから,いいだろ!みたいな最高裁の態度と)


結果的にある程度成功

という理解を勝手にしています。


補助参加人の立場(独自で)で,上告受理申立て理由書・上告申立書
を,大部で出しています。


特に申立人(申立人側に補助参加しています)と重点が異なる展開は,

第2類型の不当性,

更に,第2類型の判断基準の内,
【当該特許製品につき第三者により特許製品中の特許発明の本質的部分を構成する部材の全部又は一部につき加工又は交換がされた場合】

「本質的部分を構成する」「部材の…一部」に,力を入れた論証を展開しました。

当事者的立場ですから,
ここは,最も詳しいひとりです(あまり,声を大きくしても仕方がないといえば仕方がないが)。


・否定されれば珍しい(はず)上告審補助参加

上告審の補助参加の可否は,
文献等では,上告審でも補助参加もできる
と書かれているだけです。


利害関係性の要件については,

かなり書きました。


・・・
あっさり参加が認められました。

同業者の補助参加の範囲について,

認められた!という意味では,意味がある(あるはず!あるか?)という事例になっています。



最高裁と知財高裁大合議判決との間から
推測できる
考え方の違い
についても,私としては思うところがありますが,また,少し考えをまとめてから
書くことにします。



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