2010年10月16日土曜日

不使用取消審判:商標の譲渡交渉の際に

商標の譲渡交渉:

商標も,(売って)もらうことができます。

売り買いが可能です。
(ただで贈与もできますが,
法人からの場合,税務上の関係から困難でしょうか)


売る方としても,
使っていない商標がお金になればと,

売る動機にもなります。


商標にかかわらず,

交渉というのは,どれだけ武器があるかで決まります。

この武器の一つとして,

「不使用取消」審判

があります。

ごく簡単にいえば,

継続して使用していない登録商標の登録を取消してもらう制度です。






不使用取消の要件があれば,買主は,

譲るなら,買う!

譲らないなら,不使用取消をして商標権を無効にする!

という二段構えで,交渉に望むことができます。


ただ,

売主が使っていない商標で
それほど保有する意思がないのであれば,

どうぞ不使用取消ししてください
となるでしょうし,

買主が,どうしても欲しい商標であれば,
自ら
不使用取消し
を躊躇することもあります。


結局は,どちらが,どれだけ欲しいか(保有したいか)
ということになるのが,
難しいところではあります。



不使用取消審判(審決取消訴訟)は,
昔の弁理士報酬基準(これにしたがっている事務所も多い)では,

おどろくほど費用が高く基準が設定されています。



これは,不使用取消が本質的に

紛争系(訴訟系,一般証拠系)

だからと考えられます。


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