2010年10月14日木曜日

紛争系と技術系:弁護士と弁理士とのはざまで

無効審判!というと,

普通の弁護士は,躊躇しがちです。


しかし,

実は,もっと細かくみる必要があるのではないかと,
思ってきています。


単純に無効審判といっても,
その中には,

紛争系(訴訟系,一般証拠系)
(もうすこし,わかり易い言い方・分類をかんがえてみたいとおもう)



技術系(技術問題中心系)

があります。


無効理由で,

新規性・進歩性(容易想到性)は,

おおむね技術系(技術問題中心系)です。


しかし,

冒認出願は,

どちらかというと,

技術とはあまり関係がない(言い過ぎであれば,薄まるといいましょう),

書面とか契約の解釈とかの一般証拠の信用性についての判断や,
尋問が重要となり,

これは,おおむね,

紛争系(訴訟系,一般証拠系)

といってもよいとおもいます。




他にもあります。

前に書いた,

特定不正競争

は,

技術系(技術問題中心系)

と一応いえますが,

それ以外の不正競争防止法は(こちらの方が広い)

紛争系(訴訟系,一般証拠系)

です。



また,

商標の不使用取消審判

は,一応弁理士プロパー事案と考えられがちですが,


中身は,

紛争系(訴訟系,一般証拠系)

が主です。



この分類は,

餅屋は餅屋というスタンス

からは,とても有用な分類とおもいます。




審決取消訴訟は,
無効理由により違うということになります。

ただ,

審決取消訴訟は,
主張が制限されますので,

より技術系(技術問題中心系)の色合いが強いといえます。


侵害訴訟のように,

特許権侵害だ!にとどまらず,

不正競争だ!
不法行為だ!
商法512条だ!
◎◎ナンタラナンタラ法だ!
権利濫用だ!
不当訴訟だ!
などと実体法だけではなく,

管轄違いだ!
予備的請求だ!
補助参加だ!
などと手続法も含んだ

バトルロイヤル的な何でもありは(比較問題ですが),


紛争系(訴訟系,一般証拠系)

の要素が強いとかんじます。


おもしろそうなので,

少し整理を考えてみたいとおもいます。

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