2011年1月25日火曜日

プログラム著作権:プログラム言語により,著作権侵害の差はでるか?裁判所理解のために(2011-01-25 火:作成)

* プログラム著作権:プログラム言語により,著作権侵害の差はでるか?裁判所理解のために(2011-01-25 火:作成)

ソースプログラムを,入手できたとします。
(意外と大変だったりする)

コンパイルされていたり,リバースエンジニアリングされていても,元のソースが把握できたとする。


一致点と相違点を比較することになります。


あまり言われてはいませんが(恐らく,法律的な問題を扱う者側の問題),プログラム言語自体は著作物性が認められないとしても,ブログラム言語の選択で,かなり,著作物性が認められるか否かが,主張立証の大変さが違ってくるのではないかとおもってきています。


htmlやcssは,割と柔軟性がある言語(的)です。cもそうでしょうか。

たとえば,pyhtonのように,インデントが文法上必要なものとされていれば,誰がやっても表記方法は同じということになりがちです。そういう場合は,まさに中身や組み合わせ・集積のさせ方で創作性が出ているかが問われます。


たとえば,htmlやcss(厳密にはプログラム言語ではないといわれるが,おそらく,法律的には,著作権法上のプログラム言語に該当する)のような割と柔軟なタイプだと,

ごく簡単な例をcssでだすと,

  p{
     font-size:12pt;}


  p{ font-size:12pt;}

  p{ 
     font-size:12pt;
}

どれも結果は同じです。

裁判官には,cssは,このような文法を用い,表記の仕方で差異はない
ということを説明する必要があります。

被告側も,そのままコピペしたのではない!
という主張の根拠として使うとおもいます。


この場合は,どれも一般だとか,3番目は普通だ
とか,という反論をする必要があります。その立証手段としては,教科書とかの基本的な文献が必要になります。


逆に,このような柔軟な言語で,
表記の方法までもが一致していれば,
コピペならば,そのまま出ている可能性があります。

好みや癖は,著作権侵害の依拠性や故意又は過失の間接事実となりえます。

こういった場合は,逆に,相手が一般的だとかいうはずですが。

プログラム言語が柔軟なばあい,面倒ですが,changelogや,自分側では,自分の作成した他のプログラムを出すとか,相手方の他のプログラムを入手して,いつもと違うじゃないか!
といったりする必要がでてくるとおもいます。



弁護士や弁理士のサイトをみると,
一致していれば,侵害が事実上推定されるとだけ書いてあるのが多いですが,もう少し詰めてかんがえてみます。

意外と完全一致ってないものです。

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