2011年2月17日木曜日

著作権:自炊のための賃料

TSUTAYAで裁断機とスキャナー貸し出し 1冊300円で“自炊”可能に
「TSUTAYA」の2店舗で裁断機とスキャナーの貸し出しサービス。自分の書籍をデータ化する“自炊”が店頭でできる。

2011年02月16日 16時30分 更新
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1102/16/news063.html

この形態は,基本は合法と判断されます。

裁断機とスキャナー貸出料といえます。


こういうリアルなアナログ的なものは,あまり問題は広がりません。

ネット上でやり取りをすると,
実際に自炊をやったのは誰か?とか,
ネット上にどうしても残るデータをどうするのか?とか,
元の書籍自体,スキャンした後のデータを再利用できないか?
という問題がどうしても残ります。

上記のものでも,たとえば,
裁断後のゴミ箱に残った裁断済み書籍を再販売
となったら,どうでしょうか?

法律的に純粋にみれば,

ゴミ箱に捨てる←所有権放棄
拾う←先占(ゴミ箱が店内にあれば,店に所有権か?)
もう一度売る←所有権をどうしようと所有権者の勝手

ということにはなります。

しかし,法律というのは,事実に対する評価です。そういうのが店側でシステム的にされていたとされれば,
元々のスキャンしたデータを売っていたと評価されるでしょう。

私的使用は,最高裁判決が明示しているように,たぶんに規範的評価が入るものです。
書籍の扱い,
裁断機・スキャナーの扱い
データの扱い
によって,
同じ事実のようにみえても違って評価されることがあります。

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