2011年2月15日火曜日

facebook:実名と公の場

fecebookは,実名というところが,他のSNSとは違うといわれています。

既存のアカウントが一斉停止されたのも最近話題になりました。


しかし,
実名といっても,情報公開の範囲を定めることができますし,
実名と本人との一致性も問われていません(H230215現在)。

外国人が通名を使っているばあいだってあります。

さらにいえば,

実名だろうが実名でなかろうが,違法行為があれば,開示請求はできます。

実名だからといって,住所が分からなければ裁判も難しい。


mixy等で住所・名前がさらされるのは,実名を書いていたというよりも,中身から推測されたり,実際に行動の場へ行ったりする人がいたりという実際の行動からがおおいのではないかとおもいます。

名誉毀損でも問題になりますが,実名は,本人特定性の一事由にすぎません。
第○代日本国内閣総理大臣
とすれば,実名なんか書かなくても特定が可能です。

一般の人だって,名前を書かなくても,どこどこで働いているとか,どこどこ卒業とかという「特定情報」を集めれば,本人の特定が可能です。


ネットの特質という根本的な問題で,
サイトをつくったり,
ブログを書いたり,
はたまた,emailを使ったりするだけで,
本人が特定されることは,十分ありえます。

匿名性が高いといわれる2chだって,程度の差かなあとおもったりします。

(わたしは)アホな(とおもう)著名なコメンテーターが,責任をもって実名を!といっていますが,有名人だからといって,変なこといえば,叩かれます。有名人だから,専門家(と評していても)だからといって,肩書きが通じないのが,ネットの世界です。

本当に説得力があるなら,匿名で人を説得させられるはず(!)というのが,本音のところでしょうか。

実名の使用と本人が特定できるかは,異なります。

責任をもって実名を!と言っている人が,
本当の本名を(外国人や芸能人ならなおさら),
住所も電話番号も家族関係も,思想関係も背後関係も全てさらけ出して勝負しているわけではありません。


facebookの実名は,=本人の特定

では,今のところ,ありません。


ただ,
という私も,弁護士の肩書きを利用しているのは確かです。
一般の人は,会社に検索される可能性だってありますね。
facebookは,公のものという意識が必要です。公の場では,飾る必要があります。
本気で言いたいことをいう媒体ではないといえます。



2chみたいなものもあってよい,facebookもあってよい,別に決められる必要はないとおもいます。
そして,責任ある言論のために実名を!という人は,ぜひ,全てをさらけ出して勝負してほしいとおもいます。
尊敬はしますが,私はしません。

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