2011年3月22日火曜日

津波でながれついた物の撤去:特別法が必要ではないか

津波で,

所有土地に,流れ着いた物の撤去については,原則論の法律問題があります。

流れ着いた物は,所有権が,未だ,流れてしまった人のものにあります。

原則論からいえば,

勝手に撤去・廃棄することは違法となります(これを自力救済の禁止といいます)。

本来的には,まず,所有者を確定させた上で,交渉をし(処分してもよいか否か等),
交渉で合意に至らなかったばあいには,究極的には裁判をする必要があります。

日常的な,よくある事例としては,駐車場に放置された車両の撤去等で問題となります。
放置された車両は,邪魔にならないところに動かすぐらいはいいとおもいますが,勝手に処分等をすると,違法行為となりえます。そのため,本来的には,裁判をすることになります。

しかし,津波という前代未聞の事態の場合,
まず,そもそも,所有者の確定は,極めて困難な事例です。
そして,一つ一つに,裁判までしないといけないのは,やはり,無理なことをしろといっているものです。



本来的には,特別法を作る必要がある事例と考えられます。
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H230404現在のコメント
その後の経緯等は,
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3/11大震災【緊急】なんでも法律相談所
に載せています。

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