2011年5月11日水曜日

少額訴訟と支払督促:弁護士は(ほとんど)使わない。

最近,少額訴訟や支払督促が安いので,どうですか?みたいな相談多いですね。

実は,主張や証拠面では簡単な手続ではなく(少額訴訟),異議が出されたら元も子もない手続または通常訴訟に移行し得る手続(支払督促,少額訴訟)ということがあまり知られていません。

調停の方がいいんでない
と勧めるばあいも多いですね(これは,あまり知られていないようだ)。


私も,少額訴訟は一度もなく,支払督促は,たしか1回(していないかもしれません)ぐらいの記憶です。
支払督促って,何回も送達と異議機会があるので,とても使いにくい手続です。

異議が出され通常訴訟に移行する時間の分,また,
主張を通常訴訟用に整えて,証拠も揃えて出す必要が出てきますので,
支払督促は,二度手間になる可能性がかなりあります。
(だから,弁護士は,(ほとんど)使いません)。

なみに一口メモ(一般向け)
支払督促の異議は,嫌がらせで負けると分かっていてもできます。
手続の異議なので。

異議が出されると通常訴訟に移行します。
訴状等も要件事実に沿って,つまり,法律的にキチッと整えて,証拠も提出する必要がでてきます。
自分で支払督促をして,控訴されて地裁までいくと,弁護士を頼む必要がでてきます。
(地裁は,弁護士代理の原則がありますので,自分で行くか弁護士を頼むかになるということです)。

やるなら,そこまで見据えないといけないということになります。

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