2012年5月17日木曜日

反社会的勢力の徹底排除へ:公的機関に入れ墨は不要

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120517-OYT1T00011.htm

仙台市の奥山恵美子市長は16日、定例の記者会見で職員の入れ墨を認めるかどうかについて、「即ダメと言うことではないと思う」と語り、入れ墨をしている職員の分限免職を検討する大阪市の橋下徹市長とは一線を画す姿勢を示した。


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 にわかに注目を集める公務員の入れ墨問題に関し、奥山市長は「昔からの入れ墨の形式から、シールで一定の期間だけ文様を付けるものもある。海外では入れ墨的なものを楽しんでいるので、文化の問題として考える必要がある」と述べ、職員への調査を行う考えはないとした。
(2012年5月17日09時12分  読売新聞)

だめに決まってるがな・・・というだけでは終わってしまうので,幾分,法的観点から。
現在,いわゆる反社会的勢力を徹底排除をするために,関係機関が頑張っているところです。契約書でも,明記がされることが多く,反社会的勢力,ヤクザ(まがいも含む)ですね,にとっては,きわめて厳しいものが多いです。
暴力団取締り等総合対策に関するワーキングチームの検討状況について

企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針


企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針に関する解説

不動産賃貸借契約における反社会的勢力排除のための条項例
最後の条項例に,
「第Y条 (禁止又は制限される行為) 
乙は、本物件の使用に当たり、次の各号に掲げる行為を行ってはならない。 
・・・
(2)  本物件または本物件の周辺において、著しく粗野もしくは乱暴な言動を行い、または威勢を示すことにより、甲、他の賃借人、付近の住民または通行人に不安を覚えさせること。 」
があります。
みえるように入れ墨を見せることは,それ自体,「威勢を示す」ことに他なりません。むしろ,きわめて典型的な一例といえましょう。
最近は,こんなばあいは,すぐさま弁護士事案となる場合がおおいです。入れ墨を見せて凄んだら,即座に告訴状を提出してもおかしくないぐらいです。

「文化の問題」として海外の例をあげていますが,宗教観の違いもあるでしょうか。もともと肉体に重きをおかないキリスト教と日本の文化とは大きな違いがあります。文化的には,犯罪者ややくざ者がいれたりが日本の文化といえば文化です。日本では基本アンダーグラウンドの世界に大きく関わります。
入れ墨をあえて,TATTOOとし,問題がないかのようにいいますが,区別はつきませんし,区別をする必要はない。
金をかければ,自分で消せます。あえてそのままで公的機関に採用したり留める必要は毛頭ない。
それを理由に解雇等については手続をふんで不満があれば裁判所で決着すべきであるし,仮に裁判所が認めなくても,政治的に解決をすべき問題と考えます。

銭湯もいけない,プールも入れない,なのに,公務員はできる?
反社会的勢力を徹底排除するためにも,
公務員に入れ墨は不要だ!
一番徹底的な姿勢をみせる必要がある者の言い分としては極めて不適切です。
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