2012年9月4日火曜日

神は細部に宿る・・・準備書面の説得力とヴィジュアル化

神は細部に宿る

という。

準備書面でも、そういうことは多いといえます。

例えば、不正競争防止法の類否を論じるとき、

侵害主張商品(イ号物件)は、

「濃い青色」である。

これに対して、

原告商品は、

「深い緑に近い青色」である。

私は、類否を論じるときには、このようには単純には余りかかないようにしています(もちろん、単純に書いた場合のほうがよいこともあります)。


たとえば、こういう場合、私ならば、カラーコードを用いて、なるだけ特定しようとします。

たとえば、↓
http://www5.plala.or.jp/vaio0630/hp/c_code.htm

とてもおもしろいとおもう例ですが、たとえば、

#000080 Navy


#00008B DarkBlue

とは、画面上は、非常に似ています。

言葉として、ネイビーというのとダークブルーといえば、かなり異なる印象をもたせますが、似ているということを強調するためには、画像とカラーコード表を用いるほうが説得力が出るでしょうか。このために、最近は、ヴィジュアル化された準備書面も多くなっています。


不正競争防止法でも商標でもそうですが、たとえば、「ありふれた」か否かが問題となる場合も多いです。

単に、同じ色はありふれている!というよりも、

「ありふれている」ことを立証する努力が必要になります。たとえば、他の商品についても同じカラーコードに合う商品が多数存在する。とか。

法的主張よりも、事実主張に力を注ぐ、そういう場合も多くあります。



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