2013年4月10日水曜日

証拠のうまい集め方:一般的,当然の資料収集を

証拠のうまい集め方:一般的,当然の資料収集を

特許でも著作権でも,はたまた,建築でも,瑕疵訴訟でも,よく出てくるので,

当然の知識(技術・・・。以下同)だ!
一般的な知識だ!

という主張があります。

特許でも著作権でも,大雑把にいうと,

普通の知識,技術ではない,

ここがスゴイ!

ということを主張立証することが必要になります。

実は,ここがスゴイ!というのは,資料として集められていることが多く,力が注がれています。

当たり前ですが,そうです。


侵害を主張する側でも,逆に,侵害が主張された側でも,

それは,普通でしょ。
前からある。
誰もがやってる。

と言いたくなる時があります。

しかし,いざ集めてみると,なかなか,ピタリとしたものがなかったりします。

教科書とか,技術辞典なんかを使うのですが,そんなこと書いていなかったり,飛ばしていたりすることがあります。

なんでもそうですが,当然のこと,(その当時)一般的・普通のことというのは,記載がされない場合があります。

逆説の日本史での例でありましたが,例えば,スポーツ新聞で,「虎。燕を下す」(少し例が古いが)とあったら,もちろん,野球チームのことを指します。

実際の虎とか燕とかの戦いを想像する人は,当時の人々にはいません。また,新聞の解説の中で,虎とは阪神タイガースという野球チームのことであるとも書かれません。

当然に人々が共有している一般的常識を基礎として,当然の前提を書かずに,書かれていることになります。

技術の分野でも同じようなことがいえ,その技術にたずさわる人なら,当たり前に知っていること,前提にしていることは,それを書かれないままということが多くあります。

そのため,そのための当然の資料の集めが必要となります。

実は集めるのが難しい。証拠の例でした。

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