2014年6月7日土曜日

自筆証書遺言には、厳格な形式が必要:動画だけでは遺言とはされない。

法律的な遺言は、厳格な形式が要求されています。

前にも書きましたが、自筆証書遺言は、極めて厳格となります。
たとえば、
全文自筆でない→無効
日付が不完全にしか入っていない→無効
印鑑が押していない→無効
長いもの複雑なものとなれば、かなり面倒です。
リンク:法律問題の9割は弁護士を使わないで済む(2)「遺言」

形式が法律の要件を満たさない場合、遺言が無効となります。つまり、遺言がなかったものとされます。

最近、遺言を動画におさめるサービスが出てきています。

肉声を届けたりすることについては、とても便利ですが、
これだけ、動画だけであれば、遺言とされません。



動画があってその中で「遺言」の中身をいっていたとしても、自筆証書遺言が形式的に無効であれば、遺言がないものとされます。自筆証書遺言や公正証書遺言と組み合わせればいいですが、動画単独であれば、全く意味がありません。

逆に、動画単独であれば、いつでもiPhone等で撮ればいいということになります。

動画だけとって安心したらおおごとになる
という心配がありますね。

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