2014年9月11日木曜日

刑事事件(一般向け):逮捕直前にするべきこと



今回は、逮捕直前に、被疑者本人がするべきことを一般的に書きます。弁護士がついても、最初に準備しておいたほうがよいことが結構あります。あまり書かれていない分野といえましょうか。

逮捕が近いうちに予想されること
実は、よくあります。

・自首の検討
自首が認められそうであれば、出頭(時に一緒に出頭)を勧めるということになります。

・連絡先住所・電話番号の確認
最近は、携帯電話に全て入っていて、自分の親しい人の電話番号も分からない。そんなときも多いです。

しかし、普段使っている携帯電話が証拠として押収されれば、かなり長い間、押収されなくても、手続等で自分の手元に入る時期は逮捕後かなりあとになります。

逮捕が予想される場合は、

 紙に連絡先、名前、住所、電話番号を書いておく

、いつでも弁護士に伝えられるようにしておくことが必要となります。

名前は判るが、連絡先が分からないでは、どうしようもありません。

・必要な人への連絡
逮捕されると、最低13日間(勾留を含めて)、最長23日間、外部と基本的には連絡はとれません。また、起訴後(23日後)に保釈がとれなければ、運良く執行猶予がとれても、裁判が終わるまで(早くて1か月、長いものは事案によります、もちろん)、外には出られません。

警察は身内の人には連絡してくれることもよくありますが、それ以外の人には無理ですし、大きな期待を抱くべきものでもありません。
仕事の段取りなど自分がいない場合に、どのようにするべきなのか、手順などをあらかじめ伝えておいたほうがよいといえます。

もちろん、逮捕されたということ自体を伝えきれない場合もありましょう。それでも、ある一定の期間、急に連絡がとれなくなるという事態に備えてできることをしておきましょう。

服の準備
逮捕されて、もっとも要求が多いものの一つです。普通逮捕は、着の身着のままでされます。十分な服がないため、環境によっては寒い、暑いということがあります。これも規則によって入れられるもの入れられないもの(大雑把にいうと、紐があるものは駄目です)がありますが、多めにもっていくことがよいといえましょうか。

メガネ、コンタクトの準備
普段ないと困ることの筆頭といえます。コンタクトは規則で結構厳しいので、メガネのほうが入りやすいといえます。


便箋、切手の準備
面会ができない場合でも、手紙を出すことは普通できます。それに備えて、手紙をかけるように準備しておきます。筆記用具等は、規則で持ち込めないものもありますが、多めにもっていて、これは持ち込めないというように選択できるほうがいいかもしれません。

お金(現金)の準備(保釈金、弁護士費用)

実は、これは最重要です。お金があれば、たいていのものは留置所でも買えます。

お金はあるが、口座に入っている。

接見(面会)に行って、結構よく言われることです。

しかし、

弁護士といえど他人が勝手に口座からお金を出すことは基本できない、ですし、

そもそもカードが押収等されている。
というような場合には、引き出すこともできません。

そのために、十分な現金を口座から引き出して、持ち込み手元に置いておくことがよい(多額な現金の持ち込みは弁護士に預けることが前提ならばかなう場合も多い)。

私選で依頼する場合でも、保釈する場合でも現金があった方が、すばやく対応ができます。

必要な生活物資等は、中でも買えますが、当然お金が必要になります。

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以下、気づいたら追記