2014年12月25日木曜日

これで完璧!! 一人でできる遺言(自筆証書遺言)マニュアルNo.2





これで完璧!! 一人でできる遺言(自筆証書遺言)マニュアルNo.2

次は、具体的な文例です。自筆証書遺言は、これを下書きにしてもいいですが、ワープロでうったままで、はんこだけ押しても、そもそも遺言があったとはされません。
すべてを、「自筆」で書く必要があります。
文例で安心しないように、まずは注意。


1 文例1
(法定相続人複数・法定相続人一人のみに相続)


遺言書
1 私の財産を、私の長男○○○○に全てを相続させる。

          平成26年12月25日
  ◎ ◎ ◎ ◎ 印


1つずつ解説を加えます。厳密にいうと、結構悩みますね。「私の財産」は、本当ならば、主なものについては、特定して挙げておくとよいです。
預貯金なら、銀行名・支店名・口座番号・名義人を遺言書の中に書いておくことがよいです。

が、自筆証書遺言は、あまり余計なことを書かないというのもテクニックです。遺言書とセットに、しかし、遺言書とは別に、財産リストを入れておくこともよい方法です。

自筆証書遺言は、基本は、あまり複雑でない(財産、相続関係)場合ですので、書き方を悩むようであれば、あまり適していないと言い切ってもいいかもしれません。
せめて、事情を話して、弁護士に相談することがよいです。

「相続させる」は、法定相続人に使う場合は、遺産分割手続を経ずに相続がされます。
他の法定相続人は、遺留分減殺の余地があることになります。

遺留分減殺をされるかもしれないということで、最初に遺留分を分けておく、また、遺留分減殺を考慮せずに単独相続をさせるようにしておくことは、遺言者の意思次第ということになります。

日付は、自筆証書遺言では必須です。これがないと遺言となりません。「吉日」など日付がわからないのもダメです。

署名・印鑑も、必須要件です。

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2 事例2
以下、続く