2015年1月28日水曜日

著作権:やっかいな「応用美術」の概念(やや専門)



H270128記載

著作権が問題となる場合で、やっかいな概念に「応用美術」の議論があります。著作権は、今では、ビジネスの世界、つまり、もうかるもうからないの話の中で出てくることも多いです。

純粋に、美術品扱いのものの売り買い(音楽もその範疇)ではあまり問題となりませんが、大量製造されるモノについて、著作権をいう場合、いつもつきまとう概念となります。

もともと、そういう大量製造されるモノについては、意匠権(デザイン)・商標権(ネーミング、ブランド)で保護されるべきという観念が根底にあります。

問題は、意匠権・商標権を取得していない場合、モノが、どうみても美術品的性格も有する場合に生じます。

大量生産される製品については、「応用美術」であるとされると、著作権の保護は及ばないとされることが多い。

その境は、かなりハードルが高いとおもっておいたほうがよいということになります。

大量生産(もっと厳密に議論をいえば、量だけの問題ではありませんが分かりやすく書いています)する場合は、

著作権だけでは、なるだけ勝負しない

とおもって行動することが必要です。

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