2015年5月21日木曜日

そこまでするか?「身近に潜むトラブル」への対処法(一般向け)




H270518記載,H270521追記

   

1  はじめに

 新しい着目点として、「身近に潜む法律問題」を扱います。ちょっと気をつければトラブルにならないこともあります。そこまでするか?ということも含めて書き、まずは、法律的には、どのような対処・対応・行動をすれば最もよいかということを具体例をふまえて書くことにします。

2  携帯電話の契約トラブル(<2015-05-18 Mon>記載)

2.1  古くて新しいトラブル  

古くて新しいトラブルに、携帯電話でのトラブルがあります。携帯電話の契約は、事業者ごとにプランが異なり、あることをすると高い、あることをしなければ安い、ある一定の条件を超えたら高くなる、オプションとすれば安い・高い、など・・・多様で複雑な組み合わせが絡み合い、ものすごく分かりにくいものとなっています。
 分かりにくいだけであれば、まだ、良いですが、ある一定の条件をショップに伝えたにもかかわらず、ショップでの手違いなどで、まったく意図ととは違う契約設定になり、上記の複雑な組み合わせから、よけいに高くなってしまった。ということがあり得ます。
 この場合、法律的には、ショップのミスであり、ひいては、事業者本体の責任でもあります。

2.2  開き直りや逃げまくり

 ところが、ある一定の事業者では、事業者本体そのものへの連絡先がなく、すべてはショップのせいだといわんばかりの対応をしているところがあります。
 ショップの責任者(店長など)へ話をもっていくと、店長は、「そんなことは言っていない! そんなことは知らない!」などと逃げまくったり開き直ったりする事態が生じます。
 なぜか、こちらが悪いかのような対応をとられたり、言葉の言った言わないの不利な立場に持ち込まれたりします。 

2.3  立証の必要と人証の不十分さ

→一般の人において、携帯電話の契約は、とてもよくある契約ですが、実は、かなり複雑な契約です。たいていは、嫌味をいわれながら(なぜか、お客のせいにされながら)、返金処理に応じたり、契約の解除に応じたりしますので、あまり表面化していないようですが、とことんまで争うということになれば、証拠が必要となります。消費者契約法などを使うにせよ、お客の側でも基本的な立証が必要となることも多いといえます。
 今回のブログの意図は、そこまでするか? でも、本当に争いとなれば、また、争うことが必要となれば、という観点から書いています。携帯電話の契約は、実はかなり高額契約です。
契約としては、事業者が作成した契約書しかなく、それに判を押せば、色々経緯の中では言われていたが、結局、この契約書に判子を押したのだから、これにしたがって契約がされた。
このようにいうのが普通ですし、仮に裁判となり、何も経緯についての立証ができない場合は、裁判所もそのように判断しがちです。
一応、「人証」、つまり、証人という立証の仕方もありますが、民事訴訟では、結局判子が押された書面の効力には負けることが多いともいえます。
そのようなとき、経緯を立証するには、やはり、録音しかありません。

2.4  【対応策】

堂々と録音しますといい録音機を置く

3  いじめのトラブル(<2015-05-26 Tue>記載)

3.1  幅ある「トラブル」

いじめの「トラブル」と書きましたが、いじめには、段階があります。いわゆる悪ふざけというものから、まさしく犯罪に至るものでの幅があります。また、民事的に慰謝料が発生する事案から刑事事件相当に至るまでの幅があります。単なる悪ふざけからエスカレートしていく要素があるのも特徴的でしょうか。
 

3.2  みてただけだから・・・

みてただけだから、私には関係がない。目撃者が多くいるはずなのに、証拠が出ない。これも特質です。陰湿な場合も多く表面化しにくい、本人もできるかぎり隠そうとする。そんな特質がある事案です。

3.3  不可欠な証拠収集

証拠収集は、事実の確定にも不可欠ですが、携帯電話トラブルと同じく、関係者の開き直り・責任逃れを防ぐ必要があります。なによりも確実な証拠を得ることが、民事の面からも刑事の面からも有用です。

3.4  【対応策】


密かに録音をする。

携帯電話等のトラブルとは少し違うところがあります。ここでのポイントは、密かに録音することです。今は、携帯アプリ、ICレコーダーでもかなり性能がよく、密かに録音することが可能です。一般に言われるところと違いますが、無断録音・秘密録音は基本的に問題ありません。昔なら容量を気にすることも必要でしたが、今は24時間でも可能となっています。冷静に日時も録音する必要はありません。

4  (迷惑)メールにより、金銭支払え。(<2015-05-21 Thu>記載)

4.1  なぜ、(迷惑)とカッコ書きか

 これも依然としてよくあるトラブルです(法律相談とまでもいわないかもしれません)。
 なぜ、(迷惑)とカッコ書きとしている理由ですが、迷惑と気づかないこそ、トラブルになるからです。最近は、メールで直接支払いを要求するよりも、あるリンクを踏むと出てくるものも多いでしょうか。
 基本的には、無視一辺倒で足ります。

4.2  最近のメールフィルターによる排除

 最近は、プロバイダ提供のメールフィルターが、自動的に(最初のデフォルトで)、排除していることもあります。また、件名に【meiwaku】などと注意喚起してくれることもありますね。昔とは違い、ハードディスクの容量がかなりある今では、少しぐらいのメールでもあまり困らない環境とはなっています。
 大事なメールが埋もれてしまうことが一番問題です。こまめに迷惑メール設定をしても、毎回異なる送信先からされるのであまり意味ありません。ガサッと削除が気持ちいい感覚で、meiwakuなどと件名につくのは一括削除が効果的です。   

 

4.3 【対応策】

- 徹底的な無視

一番の対策は、徹底的に無視することです。律儀な人は、丁寧に返信してしまうようですが、これも個人情報取得の手段ですので(じつは、これが主目的か)、やはり、徹底的な無視が必要です。 
- gmailを、デフォルトにする。

 今ひとつの対策は、gmailをデフォルトにするか、gmail経由でプロバイダーメールを取得することです。gmailのメールフィルターは、とても優秀です。いるメールもなくなり困るということもありますが、通常のプロバイダ経由でも同じことです。メールが届かないというトラブルは、メールにつきものともいえます。大事なメールならば、事後の確認をすれば足りるということでしょうか。


 
  ……………………………………………………