2017年4月11日火曜日

法律家のためのChromebook:emacs/org-mode:入力、演算、表示

H290411記載
意外と当然とおもわれるが思いつかず、なるほどぉとおもうこともよくあります。あるブログから考えて整理したものです。emacs/org-modeの機能性について書きました。

   

1 法律家のためのChromebook:emacs/org-mode:入力、演算、表示

 
 Excelで、3シートを、入力、演算、表示とわけるのがよいとする提案に強く共感するところです。

引用リンク


もちろん、スプレッドシートでも同じことがいえますが、単純な文字入力、書類作成にも同様に妥当する視点かとおもいました。入力(Data)、演算(Operation)、表示(View)という視点です。

emacs/org-modeとGoogleドキュメントによる書面作成

は、この視点に沿ったものとして把握できます。

1.1 入力(Data)場面としてのemacs/org-mode


 これは、とにかく何も考えずに打つ場面です。

 例えば、相手の準備書面を引用する場面、裁判例の引用、明細書の引用では、とにかく打つことが必要となります。この場合は、emacs/org-mode等のテキストエディタでするのがよい。PDF化してコピペ等ということもできます。Webサイトの引用、自分の過去の準備書面も、ここのところに置くことができます。まずは、そのまま入れておけばよいということになります。

 emacs/org-modeでは、スプレッドシートのように違うシート(=ファイル)に分ける必要は全くありません。comment機能を使います。emacs/org-modeの最大利点の一つ、comment機能を使い(*のところで「C-x ;」)、上記の引用部分をそのまま同じファイルの中で残すことができます。comment内でも見出しを使うことができますので、裁判例の年月日等の形式調節もしておくことができます。

commentがついた枝は、出力されません。自由にメモを残して、演算(Operation)時の下書き、演算(Operation)記載への繰り上げも簡単です。最初書いたが、削除する場合もcommentして残しておくと便利な場合もあります。

とにかく入力(Data)欄(=comment付き「*」)は、なんでも自由に書けるところです。

1.2 演算(Operation)としてのemacs/org-mode


 ここでの演算は、データの加工も含みます。入力したDataを加工していきます。準備書面での本編にあたるところです。どの見出しのところに置くかという視点もここのところです。入力(Data)のところ(comment見出しの中)にある程度入れておけば、外でも作業が可能となります。
引用は正確には当然ですが、上記入力(Data)欄のところからコピペし、入力(Data)のところは変化がないようにして使い回します。

1.3 表示(View)としてのhtml出力、Googleドキュメント


 厳密にいうと、まずはemacs/org-modeでのhtml出力により様子をみます(第1段階)。最終的な表示は、Googleドキュメントですることになります(第2段階)。

 第1段階では、第2段階での調整があまりないように、ほとんどを作ります。ほぼ完成形となるまで作り込みます。

 第2段階では、GoogleドキュメントでもWordでもそうですが、Googleドキュメントは、ほとんど書式調整だけの役目として使われます。出力htmlを、Googleドキュメントにコピペで、書式変更は一瞬で作成可能です。誤字等チェックは、この段階でもします。結果的に、二重のチェックとなり、それはそれで良いといえます。htmlでみるのと、GoogleドキュメントからPDF印刷または紙で印刷してからのチェックとなります。
最終的な成果物を作成するときは、Googleドキュメントに直接でも構いません。むしろ、些細な直しには効率的です。

1.4 成果物から再び、入力(Data)へ 以下略


 できたものは、同じorgファイルに、再びcommentをつけて入れておきます。見出し番号とか入っていますが、気にする必要はありません。
これが再び次の材料となります。材料となる入力(Data)欄は、そのまま残す。引用を正確にできる利点もあります。


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